蝶々さんのファンでした。
蝶々さんが子悪魔作家としてデビューされたとき、ちょうど私は年下彼と別れた頃でした。かなり前の話です。『銀座小悪魔日記』でデビューされた蝶々さんの、モテぶり、ベストセラーとなった『小悪魔な女になる方法』を読み、どうしたら彼氏と復縁できて、彼の心を惹きつけられるかを学びたかったのです。売れっ子になった蝶々さんは、よく読者イベントを開かれていて私はよくサイン会やトークショーに行ったものです。
「別れた男は使い捨てカイロ」
しかしながら、復縁に関しては彼女の意見は参考になりませんでした。(泣)蝶々さんは、とてもモテる方&「追いかけられる女」であるので、相手にフラれる事はなく、いつも自分がフルほうだったからです。どうしたら、相手とうまく別れられるか、その方面の記事は得意とされていたようで、復縁したい私だけでなく、世の女性のおおくが、彼女のようになりたいと彼女の本を手にとったのではないでしょうか。『小悪魔な女になる方法』では、上記のように「別れた男は使い捨てカイロ」。いっときの温もりは得られるけれども、それで終わり。だそうです。終わった恋からは何も生まれない、そんなことより、「次いこ次、もっと、あなたに、ふさわしい男はいるよ」がモットーの方でした。あまり復縁の参考にはならなかったものの、彼女の面白さ、また共感する部分があったので、私は今でも新刊が出たら、たまに読んでいます。最近は恋愛ネタよりは、お母さんとなられた彼女の想いを綴られたいるものが多いように思います。最新刊を読んだのでその感想を綴りたいと思います。自分的には、蝶々さんのお子さんに対する愛情が凄く伝わります。しかしながら、写真よりもう少し文章がほしかったかな。。という感じです。その中で心に残ったものを少し書いてみます。
新刊「蝶々母さんから、あなたの女人生へ」
女の人が、幸せになるために、知っていてほしいこと。「ああ、女に生まれてよかった!」と思えるために知ってほしい、30編のメッセージ
エッセイスト・蝶々が、実の娘に語るような気持ちで書き上げた、【女性が今の世界で、幸せに生きていくための知恵】。
写真家・川島小鳥×蝶々で約7年に渡り日本全国を巡っておさめてきた、煌めくような写真とエッセイで織りなされる、珠玉のフォトメッセージ集。
この世に女として生を受けた、すべての女性に知っておいてほしいことを綴っています。
・ 恋に落ちたら、おめでとう。
・ 失恋しても、よかったね
・ 女は背中を丸めたらおしまい。
・ 追いかけられる女、大切にされる女になるためには?
・ 悪意は、女の顔にもにじみ出るから。
・ お金のオンナになる、ならない?
・ 世界はいつも、誰かの仕事でまわっているよ。
・ 女は、仕事で死んではいけない。
・ 靴とお箸は、そろえること。
・ 私って可哀想? ひたるのはMAX30分で。
・ 結婚しないあなたへ。
・ 結婚するあなたへ。
・ 結婚生活に、ちょっと疲れてしまったら。
・ おばあちゃんの知恵って、最先端よ。
・ 女体は、あなたのボディ・スーツ
・ 何のために生きる?
・ MY史上最高のしあわせ。
・ 追いかけられる女、大切にされる女になるためには?
- 自分をたいせつにする
- 自立する
- 生きる事を一生懸命楽しむ。
あなたの存在が、可愛いだけでなく時には彼を刺激して元気にさせたり。彼の心の深いところを癒したり満たすことができるなら、あなたが気を引こうと頑張らなくても、いつも追いかけられて、ずっと手離したくない、大切な女性になれるでしょう。まずは自分を自分の人生を愛すること。
・ 白い下着の魔法の力、上手につかってくださいな。
もともと、下着にはこだわりのある蝶々さんですが、彼女のいうところの、こだわりとは、デザインや高級なものというよりは、ほころびたり、ヨレヨレになった下着はつけずに、新しい下着で肌触りのよいものをつけましょうということです。その中でも新調するなら「白」の下着。日々、心身を真っ白に清める、新しい自分でいるために。年下の彼に「女の人の下着はどんなものが好き?」と聞くと、彼は「脱がすことに必死で、正直あまり見ていない」そうです。(笑)が、やはり白やパステル系の柔らかい色や手触りの良いものがいいかな。。とのこと。
復縁したいとき風水的に下着については、恋愛運に大きな影響を及ぼすアイテムです。
蝶々 Cho-Cho
作家・エッセイスト。2002年『銀座小悪魔日記』でデビュー。『小悪魔な女になる方法』が50万部を超える大ベストセラーになり、一躍女性のカリスマ的存在になる。トークイベント開催、企業とコラボレーション商品開発など、執筆だけにとどまらず多岐に活躍中。
『蝶々、ママになる』『オンナの自由』など著書多数。川島小鳥 かわしま・ことり
写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業後、沼田元氣氏に師事。写真集に『BABY BABY』(2007)、『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、『ファーストアルバム』(2016)、
台南ガイドブック『愛の台南』(2017)、浅田真央フォトエッセイ『また、この場所で』(2018)など。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。