【2018・祇園祭・後祭り】縁結びに効果がある山鉾①鯉山

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恋愛・復縁成就スポット

先週に引き続き、祇園祭の後祭りに行きました。

後祭りは、7月21日~23日(宵山)です。私は後祭り初日の7月21日に行きました。今年は先週に引き続き凄い猛暑で、夕方から出かけました。
※この猛暑のため、7月24日の花傘巡行は中止になったようです。祇園祭の宵山では各山鉾町で粽や護符が売られていて、それぞれ御利益が異なります。
後祭りで、縁結びや祈願達成の鉾はこの二つではないかと思います。

鯉山(こいやま)は「恋の山」??

山の中で唯一、人物ではなく魚をテーマにしたユニークな山です。

「鯉=恋」ということで、恋愛成就を願う人がだんだんと増えているそうです。

鯉山に飾られる大きな幟のたくさんの鯉の中から金色の鯉を見つけると恋が叶うのだとか。

茅の輪(ちのわ)による厄除け

鯉山では茅の輪も売られています。厄除けのお守りとしても。茅の輪をくぐると、厄除け、願いが叶うともいわれています。

鯉山の入り口にも、茅の輪がありました。

鯉山といえば「登龍門」

鯉山は昔、「龍門の滝山」と呼ばれていました。龍門とは中国黄河の上流にあるという激流の難所のことで、鯉がここを登りきると龍になり祀られたと言います。

難関突破、出世開運など人々の成功と繁栄を願って作られた山です。山に飾られる木彫りの鯉は江戸時代の名工「左 甚五郎」の作と伝えられています。

日本では江戸時代になると子供の成長と出世を願い、各家で立てるようになったのが「鯉のぼり」だと言われています。 登龍門は日本の文化の中にしっかりと根付いているわけです。
難しいかな??と思われる復縁もこの鯉パワーで、成就できるかも???

海を渡り日本へやってきたタペストリー。そこには歴史の謎が秘められていました。

鯉山のタペストリーは伊達政宗の命を受けヨーロッパに渡った志倉常長がローマ法王に謁見した際に贈られた5枚の中の一枚ではないかと考えられています。

鯉山には1790年頃「奥州の天寧寺から京の寺町頭の天寧寺を経て売り込まれた」との言い伝えが残されています。

タペストリーはベルギー製のようで、1575年~1620年の期間に織られた5枚連作の一枚で、紀元前に活躍したギリシャの詩人ホメロスによって書かれた

長編叙事詩「イーリアス」(※トロイ戦争の物語)の場面を描いたものだそうです。